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ビジネスパーソンの為のイメージアップ講座

*「Think!」(東洋経済新報社)に連載されたものです

はじめまして!イメージコンサルタントの五十嵐かほると申します。
企業とビジネスパーソンのイメージアップを図るお手伝いを生業としています。
イメージアップと言っても、ただ単に外見力を高めるというのではなく、
その方の外見の短所やコンプレックスと思っていらっしゃるところを「強み」に変え、
それぞれの方の持ち味を生かすことを得意としております。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します☆



第一回
「おなかの出っ張りが気になる」→貫禄と包容力・安心感、そして渋さに変える


恰幅の良い方は、貫禄と包み込むような包容力、
そして「温かさ」と言った外見でのいろいろな長所が挙げられます。
しかし、残念ながらその良さを隠してしまう、
つい、やってしまいがちなマイナスの着こなし方がいくつかあります。

1、とりあえずダブルのスーツを選んでしまう。
2、体型に合っているスーツは体重が増えてしまった時に苦しい感じがするので
  つい余裕を考えた大きめのダボッとしたものにしてしまう。

まず、ダブルのスーツは、
余計にズドーンとした印象と威圧感を与えてしまうのでご注意ください。
身長の高い方なら着こなしやすいのですが、それでも下手をすると
「あの人何者?」といった感じで、お客様よりも偉そうな印象を与えてしまいかねません。

また、体形に合わない大きめのスーツは、
ずんぐりむっくりとしたメリハリのない体形に見えるので、
だらしない印象や仕事の出来ないイメージを演出してしまいます。

解消法としては、体にフィットしたシングルのスーツを選ぶと良いでしょう。
その方がすっきりとした印象になります。

サイズはスーツを選ぶ上でとても大切なことです。
サイズが合わないと着ている時にスーツのしわが出来やすくなってしまうし、
型崩れの原因にもなってしまいます。

長く大切にスーツを着るためにもジャストフィットのスーツを
「サイズが合わなくなったらどうしよう」と怖がらずにお選びください。
逆に体も緊張感が出て体型をキープすることができます。

ヨーロッパの渋いオヤジ達は、体にきちんとフィットしたものしか選びません。
洋服の歴史が長いだけあって洋服の真髄  ― いかにしたら洋服が映えるか ―  を
知っているからと言えるでしょう。
また、ジャケットのボタンは出来れば二つボタンをお勧めします。
三つボタンだと窮屈な印象になるし、ひとつボタンはかえってお腹が目立ってしまうのです。


3、スーツのスラックスも太めにし、タック入りのたっぷりとしたものを選んでいる。
4、「ベルトでウエスト調整をしている。

タック入りのスラックスは、
出っ張ったお腹を目立たせないという長所がある反面、
脚が短く見えてスタイルがよろしくない。
ここは全体のスタイルを取るか、お腹の出っ張りを取るか、
ご本人のセレクトにお任せしたいところですが、
今の流れ(流行)としては細身のシルエット(足がすっきりと長く見える効果もある)が
主流になってきています。

「おいらは流行を追わないのさ」とおっしゃる方にご忠告。
タック入りのスラックスは、リラックス感があるためシニア層が選びやすく、
ある意味老けて見えると言えます。

ですから、世の中の流れは少しずつでもキャッチした方が若々しさは演出できますし、
なるべく全体のバランスでスーツをセレクトして頂きたいと思います。
例えば、丈のバランスやシルエットのバランスなど
全体のバランス感が良いと相手に安心感を与えます。


次に「ベルト」です。
腹の真上に乗っているならすっきり見えますが、
下腹部上にベルトがあり、その上に「お腹」が鎮座している方の場合は、
余計に「お腹」を強調してしまうますので、好き嫌いはあると思いますが、
ボタンで留めるタイプのサスペンダーを一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

スラックスのウエストベルトがお腹の真上にあることで、
すっきりと「お腹」を目立たなくしてくれます。

また、スラックスが下がってきた時に思わず引っ張り上げていませんか?
引っ張り上げた際にスラックスの丈も上に上がり、短くなっています。
靴下が、たっぷり見えてしまうのは脚が短く見えてしまうのでお気をつけくださいね。


5、つい膨張色にならない、黒っぽいスーツを選んでしまう。

体の大きい方が黒っぽい濃い目の色のスーツを着ると威圧感があり、
妙に押しの強い印象を絶えてしまいやすいです。

薄めの色であってもバランスさえ取れていて、
きれいに「I (アイ)ライン」(縦長のライン)を作っていたら、
すらっとすっきりした印象になります。
薄めの色の方が相手に柔らかいイメージを植え付けることが出来ますので、
職業や目的によって相手に与える印象を大切にしたいですね。

さて、最後に・・・この暑い季節、クールビズと言えども汗が気になります。
ワイシャツの首周りも余裕をもって大きめを着る方がいらっしゃると思いますが、
こちらも是非ジャストサイズをお召しください。

それによって首周りや顔から吹き出る汗による怖いネクタイの染みから逃れられます。

また、職場でクールビズを奨励されている方は、
普通のワイシャツでネクタイを外してしますと間延びした印象になること間違いなし!
どうか出来るだけノーネクタイ用のシャツをお召しくださいね。
それでは、暑い夏を後超えてがんばりましょう!

ファッション販売の資格検定協会 パーソナルスタイリスト・イン・ジャパン

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